ハードウェア障害によるノードの交換

ノードに障害が発生した場合、そのノードをクラスターから除去し、IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud ソフトウェアを新規ノードにインストールすることができます。

IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud を使用してハードウェアに直接アクセスすることはできないため、ノードに障害が発生した場合には、2 つのオプションがあります。
  • ハードウェア障害を短時間で修正できる場合は、ハードウェアが修復されるまで待ってから、ノードを再始動します。ノードの再始動について詳しくは、ノードの管理を参照してください。
  • IBM Cloud™ 環境の IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud ソフトウェアの場合、別のノードを注文して障害が発生したノードと交換してください。2 ノードから 4 ノードに拡張する場合に実行するステップと同様のステップを実行して、既存のクラスターにノードを追加します。詳しくは、2 ノードから 4、6、または 8 ノードへの拡張を参照してください。
  • Amazon Web Services (AWS) 環境の IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud ソフトウェアの場合、以下の手順を実行します。
    1. AWS のデフォルトの管理者プロファイルを使用して AWS マネジメント・コンソールにログオンします。
    2. 新しい一時スタックを作成します。スタック名を除くすべてのパラメーターが既存のスタックと同じでなければなりません。
    3. 一時クラスターのコマンド・ライン・インターフェースにログインし、候補ノードを準備します。
      1. コマンド lssystem |grep code を使用して、コード・レベルが既存のクラスターと同じであることを確認します。
      2. 一時クラスターからいずれかのノードを削除し、コマンド rmnode node_id を入力します。ここで、node_id は新規ノードの ID です。
      3. コマンド sainfo lsservicenodes を使用して、削除されたノードの node_statuscandidate であることを確認します。
    4. 以下のように、新しいノードでノード・ディスカバリーを構成します。
      1. クラスターの作業ノードにログオンし、コマンド sainfo lsnodeip を使用してノード IP を取得します。
      2. 新しいノードにログオンし、lsnodeip コマンドからリストされた各ノード IP のディスカバリー・サブネットを追加します (satask addnodediscoverysubnet -net [node_IP_address]/32)。
    5. クラスターの作業ノードでノード・ディスカバリーを構成します。
      1. 新しいノードにログオンし、コマンド sainfo lsnodeip を使用してノード IP を取得します。
      2. 新しいノードにログオンし、lsnodeip コマンドからリストされた各ノード IP のディスカバリー・サブネットを追加します (satask addnodediscoverysubnet -net [node_IP_address]/32)。
      3. 2 分間待機し、コマンド sainfo lsservicenode を実行して、表示される新規ノードを確認します。
    6. コマンド・ライン・インターフェースからコマンド rmnode node_id を入力して、障害のあるノードをクラスターから削除します。ここで、node_id は障害のあるノードの ID です。
    7. コマンド・ライン・インターフェースからコマンド addnode -iogrp 0 -panelname new_node_panel_name を入力して、新規ノードを既存のクラスターに追加します。ここで、new_node_panel_name は新規ノードのパネル名です。
    8. クォーラム・アプリケーションを再デプロイします。
    9. AWS コンソールから、不要な EC2 リソースを削除します。
      1. 障害のあるノードの EC2 インスタンスを終了します。
      2. 一時スタック内の他の 2 つの EC2 インスタンスを終了します。
      3. 一時スタックによって作成された EBS ディスクを削除します。